当調査研究資料では、以下の11品目に搭載されているLIBの静脈産業ついて、「市場規模推移・予測(~2030年)/市場動向:製品市場・搭載LIB市場・LIB排出市場」「流通構造」「中間処理/再資源化/解体/リユース市場規模予測(~2030年)」「LIB搭載製品別のLIB基本スペック」「再資源化市場動向」「LIBリユース動向」「再資源化技術/安全対策技術動向」「LIB製品別・安全対策/LIB取外し易さ動向」「国/公的機関・協会団体の取組み/関連法規動向」「関連文献一覧・関連特許一覧・関連規格一覧」の各調査を実施致しました。
----------------------------------------------------------------------------------
①自動車 ②PC(ノートPC・タブレット) ③携帯電話 ④コードレスクリーナ ⑤ロボット掃除機
⑥モバイルバッテリー ⑦ワイヤレスイヤホン ⑧電子たばこ(加熱式たばこ) ⑨シェーバー
⑩電動アシスト自転車 ⑪電池式ドリル・ドライバ
≪調査概要≫
- ●リチウムイオン電池(LIB)の需要は、携帯電話の普及と共に急速に増大した。
その後、LIBの搭載製品は「電動アシスト自転車、電動工具、コードレスクリーナ・
ロボット掃除機、シェーバー 等」一気に増えた。
そして、BEV(電気自動車)の本格的な波が押し寄せようとしている。
LIBを筆頭に蓄電池のエネルギー密度は向上しており、今後様々な機器が
コードレス化(≒蓄電池化)されていくことが予想される(少なくとも~2030年まで
は、蓄電池の主流はLIBになると思われる)。
●LIBの需要拡大とともに、LIBの廃棄~再資源化の問題がここ数年で
表面化してきた。
一つは、一般廃棄物にLIBが混入することによる、ごみ搬送のパッカー車や
粗大ごみ等の破砕設備での発火事故の頻発である。
もう一つは、LIBの原料となるCo(コバルト)・Ni(ニッケル)・Li(リチウム)の価格が
近年高騰していることと、世界的なリサイクルの機運の高まりである。
EUのLIBリサイクル規制案では、「2030年以降は、LIB製造時にCo/Ni/Liの
リサイクル材料を規定値以上使用する」ことを義務付けており、
日本においてもその影響は免れ得ないと思われる。
●当調査研究資料が、LIBの処理~再資源化等に係わる、「企業」「関連団体」
「大学・研究機関」などの方々に有益なる情報としてお役に立てれば幸いです。
発刊日 | 2022年9月5日 |
---|---|
製作・発刊 | 株式会社グリーンビジネス研究所 |
価格 | 冊子版 198,000円(税込) |